【大学に入る前に】就活ルール撤廃は新入生にどう響くのか-1/2
こんにちは、ぼのぼのです。
今回のテーマは去年の冬に正式に廃止が決定した「就活ルール」についてになります。
具体的に廃止されたことによって何が起こるのか・何に気を付けてほしいのかを2回に分けて説明したいと思います。
①そもそも就活ルールとは?
就活ルール・・・経団連が企業の採用活動に関して定めるルール。企業が自主的に守るルールとしており、守らなくても罰則はない。企業説明会や採用面接の解禁日のほか、内定日を定めている。現在のルールは20年春入社まで適用し、説明会を3月、面接を6月に解禁して内定は10月としている。(日本経済新聞 就活ルールとは
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34990120U8A900C1EA2000/
)
上記の記事は日経新聞さんの記事から拝借しました(笑)
ご存知の方もいると思いますが、現在の就職活動(企業の採用活動)は日本経団連という組織によってスケジュールを管理されています。
これが世にいう就活ルールです。
ただ、上記の記事にも書いてあるように「守らなくても罰則はない」というのが現実です。
そうです。守ってない企業だらけなんです。
このルールにしたがっていれば、6月に面接が開始されるわけですよね。
しかし、実際のところ企業は6月に内定を出しています。
既に就活ルールなんてものはあって無いようなものなんですよね。
だってどの企業も守っていないですから(笑)
今年のデータでは2019年2月の時点で就活生の約1割が内定を持っているという調査結果です。今年の就活生の人数は正確な数は分かりませんが、約60万人弱とされています。
なのでその1割=6万人ということになります。
「1割だけじゃん」と見るか、「1割もいるのか」と見るかですね。
②では、無くなったらどうなるのか?
もし無くなったら、企業は採用に関して自由の身になるわけですよね。
テレビでも言われているように「通年採用」や「早くからの引き抜き」が可能になるわけです。
野球やサッカーなどのスポーツ強豪校なんてのも同じことしてますよね。
私は野球をしていたんですが、高校野球のスカウトなんて人が練習や試合を見に来てたりは当たり前でしたね。
そうやってスポーツ強豪校は早くから即戦力になるような選手に目をつけて獲得しようとするわけです。
それがたとえ1年生だろうと関係ないわけで、それが就活も同じような形態に変化していくみたいですね。
これは学生側も焦りますよねぇ、、、
「早くから就活の準備しないといけないわけでしょ!?」
っていう子が多くなるのもわかります。
ここで私が言いたいことは、「決してそう考えることが正解ではない」ことです。
これ以降は私の持論なので第2回で触れていきます!